K's blog

幸せで豊かな人生のために!

過去への執着と未来への拘り

執着とは、
ひとつのことに心を囚われ、
そこから離れられないこと。 だそうで。

物事に執着しすぎると、生きづらくなってしまう。
ので、それを手放すことで、
こころが軽くなる。 ってよく言われている。

でも、
執着心を持って挑むのは必要なんじゃないかと思う。
勝ちにこだわる、目標数値に拘るとか。

心屋仁之介さんは、
執着=手放せないもの。
こだわり=大切にしたいもの。
と言っている。

なるほど、
執着はどちらかと言えばネガティブで、
こだわりはポジティブなイメージか。

執着というと、
過去のものが手放せないで、
いつまでも引きずっている感じ。
こだわりとは、
未来のものに対してこだわっている感がある。

無いものや失ったものにこだわりだすと、
それは「執着」となって、
いつまでも心の中を支配される。
どうしても忘れることができず、
「もし、あれがあったなら」と、
妄想が続き、前に進むことができなくなる。

それは、「今」を生きてない状態だ。
変えられない過去にずっと囚われて、
前進することを拒否してしまっている。

ラクに生きるって、執着しないで生きるってことか?
執着しないと確かにラクだ。
何があっても動じない。どうでも良いと思える。
何があっても、「あっそう」って感じ? ラクでいい。
でもそれが、なかなかできない。

過去への執着から解放されるには、
現実を受け入れることだ。
なくしたものを受け入れる。
できなかった自分を受け入れる。
受け入れることができれば、次に進める。
次に進むためには、現実を受け入れなければ進めない。

受け入れることで、さらに絶望することはない。
絶望することが怖くて、受け入れられないこともある。
でも、
勇気を出して受け入れることで、未来が見えてくる。
受け入れることで、
過去に囚われる事なく未来に向かえる。

過去のことに執着してしまったら、
そのことをしっかり受け入れて、次に進む。
過ぎたことが変わらないことは、
自分でも理解している。
理解しているから、執着してしまうんだ。
でも、
いつまでも執着していると、
益々執着が強くなって身動きができなくなる。
そうなる前に、
過去も自分も受け入れることだ。