K's blog

幸せで豊かな人生のために!

折れそうな心を回復させる力

心理学におけるレジリエンス(resilience)とは、
社会的ディスアドバンテージや、
己に不利な状況において、
そういった状況に自身のライフタスクを適応させる個人の能力。
と定義される。
それら不利な状況やストレスとは、
家族、人間関係、健康問題、職場や金銭的な心配事、
その他より起こり得る。
脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、
自発的治癒力の意味である。
「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳されるが、
訳語を用いずそのままレジリエンス
またはレジリアンスと表記して用いることが多い。
ウィキペディアより

レジリエンスが高いと、
折れそうになった心を取り戻し、
気持ちを回復させることができるという。
そして、そのレジリエンスは、
考え方、捉え方によって、
自らその力を高めることもできるという。

なるほど、アランの
悲観主義は気分のものであり、
楽観主義は意志のものである。」
という言葉を思い出す。

さらに、アドラー
親からの遺伝は、それほど重要ではない。
重要なのは、何を遺伝したかではなく、
遺伝として与えられたものを
どう使うかだ。
と言う言葉もある。

悲観的か楽観的かは、
その人の「性格」というよりも、
考え方の習慣やクセであるとも言われる。

心が折れそうになったときは、
意識して、考え方や捉え方を変えることで、
回復させる。
心を強くするというよりも、柔軟にする。
強いと、折れるかも知れないが、
柔軟であれば、
しなって、また元に戻すことができる。
強くなくても良いので、柔軟に考える。

自らの意思で、柔軟な捉え方を持って、
レジリエンスを高めて生きたい。