デンマークでの幸福概念「ヒュッゲ」

ヒュッゲな暮らしとは？

世界で最も幸福度の高いといわれているデンマーク。
そこには、
「ヒュッゲ（Hygge）」
という言葉があるそう。

日本語では、
「居心地の良さ」が近いらしいですが、
ピッタリくる日本語は、見つからないそうな。
いわゆる幸福を感じる場所や時間に
「ヒュッゲがある」という。
余計なものは持たないけど、
それを不自由と感じることはなく、
居心地の良い空間をつくる。
「楽しくみんなで集う」
「心地の良い雰囲気を作る」
という意味合いなんだそうな。

なんか、ギスギスしてるところがなく、
自然で、ほんわかしてる感じが幸せを感じる。

ビジネスの世界での成功や
競争に勝ち抜いていくことだけが幸せではなく、
居心地の良い場所で、
家族や友人と過ごす時間を持てることに、
幸せの価値観を持つ。
そこに「ヒュッゲ」がある。という。

なんか、分かりにくいんだけど、
ヒュッゲは、
決して、一時の現実逃避ではなく、
宗教的な生き方でもなく、
デンマークのひとの生き方の価値観であるという。

高度成長期のモーレツな生き方とは、
対照的にも見える「ヒュッゲ」。

バブリーな成功イメージではなく、
小さくても居心地の良い居場所を確保して、
そこでゆっくり過ごす事に幸せの価値観を持つ

今後、
100年人生を迎えるであろう日本でも、
そんな生き方を目指していくことも
ありなんだろうと思う。