K's blog

幸せで豊かな人生のために!

人間としての成功

人間としての成功   松下幸之助さんの言葉

成功というものの1つの姿とは、自らに与えられた天分を完全に活かしきり、
使命を遂行することだと考えるのです。
したがってその成功の姿とは、人によってみな異なる物となってきます。

人はみな異なった仕事をし、異なった持ち味、特質が与えられ、
異なった生き方をするように運命付けられている。
さまざまな仕事をしていくにふさわしい天分、使命が、
それぞれの人に与えられていることだと思うのです。
私は、成功というもののもう一つの姿とは、
自らに与えられた天分を完全に活かしきり、使命を遂行すること。
と考えるのです。
それが人間としての正しい生き方であり、
これこそが人間としての成功と呼べるののではないでしょうか。

一般的には、高い社会的地位や名誉を得た人、
あるいは財産を作った人が成功者といわれ尊敬されています。
どんなに努力したところで、すべての人が大臣はなれませんし、
全員が社長になることも不可能です。
また、
そういうものがなかなか得られない場合には、
非常に落胆したり劣等感を抱いたりして、
生きる張りあいを失ってしまうことにもなりかねません。

それに対して、
それぞれの天分に生きるということは、
考え方によっては、全員が可能だと思います。
そのように天分に生きている人は、
たとえ社会的な地位や財産があろうとなかろうと、
いつも生き生きと、自信と誇りを持って、
充実した人生を送ることができると思います。
   と、仰ってます。


世間の目を気にして、地位や名誉や財産ばかりを追い求めたり、
成功者と呼ばれることを目標とするのではなく、
自分の天分を知り、その使命を遂行すること。

が、本当の人間としての成功であり、それを目標とすることで、
豊かな人生を送れるのではないかと思う。

やはりそのためには、
素直な心を持って自分を知り、自分を認め、
自分を受け入れて行くことが大事なんだ。 とつくづく思う。

さらに、松下幸之助さんは、
そういう人が多ければ、
お互いの共同生活にもより豊かな活力が生まれ、力強い発展がもたらされる。
とも言ってます。


組織の中でも、社会でも、
全員がそのような考え方で生きていければ、
変にギスギスすることもなく、ストレスを感じることもなく、
それぞれが自分の役割を認識し、
その役割のなかで力を発揮することで、強い組織が生まれるのだと思う。