K's blog

幸せで豊かな人生のために!

原則中心の生き方と武士道精神

7つの習慣のコヴィー博士は、
幸せな人生を送るためには、
「原則中心の生き方」をしなさい。という。
まずは、人格を形成することが大事である。と。
また、
アインシュタインは、
「成功のためではなく、価値のある人間になる努力をしなさい」
と言ってる。

そこで、
新渡戸稲造の「武士道精神」
というものを改めて見てみると、

武士道とは、
「人が人としての生きる道」であり、
「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」
からなる道徳である。
義とは、
人間としての正しい道、正義を指すもの。
勇とは、
義を貫くための勇気のこと。
仁とは、
他者への思いやり、人情。
礼とは、
他者に対する優しさを表す。謙虚さ。
誠とは、
文字通り言ったことを成すこと。
名誉とは、
「恥」を知ること。
忠義とは、
強制ではなく、自発的なものである。
己の正義に値するものに対して忠義を誓った。

なるほど、決して贅沢をせず、
武士であることに誇りと責任感を持つ。
流されずに正義を守る勇気を持つ者こそが真の武士であると。
そして、日々精進し、
武士としての人格を高めて行く。
これこそ、
当時の原則中心の生き方だったとおもわれる。

その精神は、
グローバル社会においても、
日本人にあった道徳観として、
日本人としてのアイデンティティを保つためにも、
心得ておく価値のあるものだと思う。

「御意」