運が良くなるために

脳科学者の中野信子さんは、
運は性格である。という。

宝くじのような運は、
誰にも同じ確率で回っているのに、
運の良さそうな人と、
いつも貧乏くじ引いてそうな人がいるのはなぜか？
という調査で、その人の性格特性を調べた結果、

人の性格を決める性格特性の5因子
というものがあって、それは、

1.誠実性 真面目かどうか
2.外向性 社交的かどうか、活動的か
3.調和性 協調性があるか、思いやりがあるか
4.神経症傾向 情緒不安定、不安を感じやすいか
5.経験の開放性 好奇心があるか、新しい未知のものを楽しめるかどうか

これにより人の性格が特徴付けられるとのこと。

そこで、
運の良さそうな人と、
運の悪そうな人の性格特性を調べたところ、
運の良さそうな人は、５つの特性のうち、
2.外向性 と 5.経験の開放性
が高い傾向があることがわかったらしい。

これらの特性を持つ人は、
運が良いというよりも、
チャンスに気づく、チャンスをものにする、
傾向が強い、といえるのだと。
ただ、アメリカでの調査なので、
日本人には、少し当てはまらないかも。

結局それは、
自分で運が良いと思えるとか、
運が良いように見える。ってことらしい。

また、
好奇心が強く新しい物や未知のものを恐れずに、
捉えられるため、
チャンスに気付きやすいということもあるらしい。

なるほど、それならば、

「自分は幸せだと思える人ほど、よい結果を生んでいる」
というショーンエイカーの理論とも重なる。

要するに、
自分の気持ちの持ち方で、変わる。
何事にも好奇心を持って楽しむ、行動する、
って事で、チャンスをつかみやすくなる。らしい。

日本人は、謙虚で内向的な人も多いと思うけど、
ほんの小さな事でも
「自分はツイてる」とか、「自分は恵まれてる」と、
思える事が、大事なのかもしれない。